CONTENT コンテンツ

マンションでの映画観賞会

ちょうど1年前の2022年11月から
マンション共用施設(ユニバーサルルーム)で
映画観賞会の開催をスタートしました。

あれから1年経ちましたが色々なことがある中
今では毎月続けることができるまでになりました。

どんな1年間だったのか
振り返ってみたいと思いますし、
今後同じようなことを始めたいと思う方の
勇気になればと思い記録として
残していきたいと思います。

僕の開催の1番の目的は
「子どもたちの成長」です。

自分たちが住んでいる地域が
子どもたちにとって安心できる場所であり
可能性を存分に発揮できる地域にしたい。

子どもたちが夢を語るのが当たり前で
周りの大人たちが応援するのが当たり前。
そんな地域が当たり前になるために
スタートし継続をしています。

同じようなことを始めたいと考えている方の
お力になれる経験を今後さらに積んでいき
お役に立てれば嬉しいです。

1.映画観賞会を始めた理由

子育てしているママの居場所を作りたい。
そのために自分には何ができるのか考え
行動し始めたのが5年ほど前です。

お母さんが自分の時間として使えるために
子どもを安心して預けることができる場所を
作りたいと考えていましたが
まずはマンションの共用スペースを
活用することでそれが実現できると
可能性を感じたことが始めたきっかけです。

思い描いた通り、子どもだけを預けて
お母さんやお父さんは家に戻り
家事や自分の時間に使ったり
残った方は大人同士で意見交換など
交流する時間を楽しんでもらえています。

2.1年間続けてきて感じること

映画だけなくアニメは
子どもの教育にとても有効的なツールとして
皆さんに活用していただきたいと感じています。

教育に使えると思っている人は
ほとんどいないんじゃないかと感じますが
映画観賞会を通して学びを得てほしいです。

映画やアニメを
自分自身の人生に活用するためにどのように観るのか
親がどういった前提、目的で見せてあげるかによって
投資となる効果的な時間にもなります。

逆に目的を持たずにただ面白いだけでは
浪費としてダラダラ過ごす時間となります。

最初は「学べる子ども映画観賞会」として
タイトルを付けていましたが
そこまでの価値を感じてもたうためには
まだまだ時間がかかるなと感じ
しぶしぶ削除しました(^^;

しかし
まずは「みんなで観るのが楽しい」
「普段会わないお友達と一緒の空間で過ごす」
それだけで子どもたちにとっては
とても刺激的な時間になるということを
続けてきて感じられるようになりました。

まずは「安心してその場に参加できる」

ハードルをどこまで下げられるか
また行きたいと思ってもらえるのか
ここがどれだけ大事なのか1年間続けてきての
1番の学びだったと感じます。

みんなで準備して、みんなで観る。
子どもたちにとって、社会経験のできる場所です。

僕自身いかにお金をかけずに
子どもたちに『成長の機会を与えてあげられるか』
が1つ大きなテーマです。

自己投資して
自分のためにお金を使ってあげるからこそ
より大きな成長があることは分かっています。

まずは成長することが楽しい
そもそも学ぶことが楽しい
みんなで過ごすことが楽しい
そういった経験が当たり前になっていくことが
自分自身に対する価値を上げること
すなわち自己肯定感を上げる要素だと感じています。

映画観賞会1つ開催するにあたっても
どんな想いで、どんな目的で開催するのかによって
1年後、3年後、5年後は大きく変わってきます。

改めてどんな目的で始めたのか
どんな想いで続けていきたいのか
このブログを書くことで整理ができています。

3.マンションコミュニティのスタート

映画観賞会をスタートするまでに
欠かせない大きな出来事として
マンションコミュニティの立ち上げです。

5年ほど前に
約10年続けてきたIT関連の会社員を
一念発起してフリーランスに転身しました。
夢の実現のために必要な学びに
お金を使いたいと思い自己投資を始めました。

そのチャレンジの一環として
マンションの理事会にも立候補しました。

マンションの理事会の役員として
3期目に入る際に理事長になりました。

理事会ですらそうですが特に理事長を
好き好んでやる人なんていないというのが
通常どこにでもある実態だと思いますが
僕自身はチャンスだと感じることができ
チャレンジすることができました。

理事長になったと同時に
まずはマンション内でのコミュニティ形成の場として
オープンチャットを作ることを提案しました。

残念なことなのか良かったことなのか
ほとんどの人は興味関心がなく
承認というよりもどうぞご勝手に状態でした。

数名の有志でオープンチャット開設のために
構想を練ったりチラシを作ったり
準備の時間をかけてスタートしました。

それが映画観賞会スタートの
2か月前の2022年9月のことです。

マンション内での交流の場で
皆さんからいろいろご意見を伺ったりしました。

紆余曲折、色んな意見もあり
最初は自分自身の盛り上がりに
周りが置いてけぼり状態となり
若干、いや、まぁまぁ炎上しました(笑)
(人を集団で責める危うさ、怖さを学びました)

正直楽しいだけではありませんが
良くしたいと想ってくれる人は残ってくれますし
一緒に試行錯誤する時間も作ってくれます。

どうしたらコミュニティとして活性化するのか
どうしたらハードルが下がり参加しやすくなるのか
一緒に考え、一緒に実行する過程に
本当の価値があると感じています。

それを一番近くで家族が見てくれています。
息子もものすごく見てくれています。

実現したい理想の場所を目指して頑張る姿
努力する姿を見せることが一番の教育であり
親として子どもにしてあげられる
唯一の行動なんだろうなと
マンションコミュニティを進める過程で
とても強く感じています。

4.ラジオ体操とごみ拾いの定着

現在映画観賞会は月に1回開催が定着しました。
2023年11月で丸一年が経ちました。

機材や映像配信してくれる人
美味しいお茶を提供してくれる人
毎回参加を楽しみにしてくれる人

たくさんの人の支えと温かさで続けられています。

映画観賞会のあとは
大画面でゲームをすることも
定番の1つとなりました。

僕ら大人からしたら
正直本当に羨ましい空間だと感じます(笑)
ですが、羨ましいと思える環境が当たり前となり
大きな夢を掲げ達成していく子どもたちを
100%応援していける地域になっていくことが
僕の目指している理想です。

2023年3月の息子の誕生月から
ラジオ体操とゴミ拾いもスタートしました。

週3回やろうとしたり
こちらも色々と試行錯誤しましたが
今では週一回日曜日の7:00〜8:00で
ラジオ体操からのゴミ拾いが定着しました。

子どもたちは
ラジオ体操はなかなかハマりませんが
ゴミ拾いは楽しくやってくれています。

途中からダンゴムシと遊んだり
いろんなものに興味が移りますが
ゴミを拾うことは良いことだということを
無意識の中に定着しつつあり
アンテナの感度が高くなったことで
息子は自転車に乗っている時に
ゴミを見つけることがとても多くなりました。

月に2〜4回はごみ拾いをやっていますので
マンション周辺はゴミが少ないです。
ゴミが少ない空間で過ごすということは
本当に大切な環境要素の1つだと感じています。

ほとんどの人は
ごみ拾いをしているなんて知りません。
知っていてもやろうとする人はごく少数です。

良いと思っても行動する人が少ないのが現状です。

だからこそやっているのが
当たり前の雰囲気を作るために
続けていくこと、協力者を増やしていくこと
とても大事になってくると感じています。

5.今後期待していること

映画観賞会も1年継続し
ラジオ体操とごみ拾いも10か月が
経とうとしています。

隣の自治会とは
昨年から共同でイベント開催を
行えるような関係性になりました。

2022年11月はスタンプラリー
2023年8月には昔から行われていた
他の自治会共同の夏祭りに
マンションとして混ぜていただきました。

2024年1月には第2回目となる
隣の自治会共同開催のお祭りも開催となります。

このお祭りが10年続いた未来に
子どもたちがどんな会話をしているのか
どんな笑顔が広がっているんだろうか
どんなふうに大人になっていく過程を
積み上げているのか

地域で子どもを育てていくことは
決して簡単なことではありませんが
これほどまでにやりがいがあり
僕の人生を彩り豊かにしてくれるものは
他にないなと感じます。

みんなで楽しみながら積み重ねていきます。

1年前のFacebook投稿として
初心を忘れないために掲載します。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

【実績を積み上げることの価値】

【隣の自治会との初イベント】